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Power Query で取得した SharePoint リストの列名を置き換えたかった

Excel クエリ エディター や Power BI Desktopで SharePoint Online のカスタム リストをデータソースとしたとき列名がよくわからないことがある。SharaPoint リストコネクタでは、SharePoint REST APIが使用されていてクエリ エディターで表示される列名には EntityPropertyName が使用される。以前にはなかったのだけど、コードポイントから文字への変換が行われるようになったので見た目わかりやすくなったが、表示列名のと関連付けが面倒になってしまった。InternalName や EntityPropertyName は DisplayNameを変更しても変わらないので以前からわかりにくいことはあったのだけど。これを解決しておくPower Query のデモ的なお話。 まぁないですけどね。 ビューを指定できる関数にしておく せっかくなのでカスタムリストのビューを指定して列を選択できるようにして、可能な限りデータ型を設定しておこう。 (SPList as table, optional ViewName as text) as table => let // ConvertEntityPropertyName = (EntityPropertyName as text) as text => let Custom0 = {0 .. List.Count(Text.Split(EntityPropertyName, "_x"))}, Custom1 = List.Transform( Custom0, each Text.BetweenDelimiters( EntityPropertyName, "_x", "_", {_, Re

Power Query の List がそこそこ便利なことがある

Power BI Desktop や Excel 利用できる Power Query で list がもっとうまく使えたらなぁと最近よく思うんです。繰り返したい処理とかでも使えそうですし。そう思った事の発端は、 Using List.Generate() To Make Multiple Replacements Of Words In Text In Power Query Nested Loop with List.Generate in Power Query とかで MSDN:List.Generate  を調べていたからなんだけど、ここまで複雑なことでなくても list を扱えれば便利じゃないかなと考えた次第。よく使う Power Query の関数なかでも引数の型が list なのもそこそこありますしね。 クエリ エディターでの作業の多くは Table に対してのことが多いのだけど、あれこれしているうちに、 これって列の追加や値の変換とかでは解決できないんじゃね? とか手詰まりに近いことあったりするんですね。複雑な処理はユーザー定義関数を用意したりして工夫をしたりはするけれども。で、List.Generate を使って何かを解決する前に List と関連する関数にちょっと注目してみた。 List は { } で表現 簡単なところから。 {1, 2, 3} は、すべてのリストアイテムが数値(number)の List。 {1, "A", 3} { {1, "A"}, {2, "B"} } リストアイテムは型は any で特定されなくてもよいのでネストしたりしても可。型が record や table というのもよく見かけることになるかもしれない。 {1, 2, 3} = {1, 2, 3} // true {1, 2, 3} <> {1, 3, 2} // true {10, 20, 20} = {10, 20, 10 + 10 } // true {"A", "B"} & {"C"} = {"A", "B", "

Power BI Pro の延長試用をアクティベーションしてみた

日本時間でいうところの昨日 6/1 夕方以降くらいから、Power BI Pro の延長試用ができるようだったのでアクティベーションしてみた。 サインインするとドーンと表示されるイメージだったのだけどなかなかそうもいかなかったので、試しに表示の言語を "English" にしたら直ちにオファーが表示されました。いずれ日本語の使用環境であっても出るんでしょうけど。[Activate Trial]をクリックしてもらうと特段何もなく作業は完了。 [通知センター]にお知らせが表示されることもある模様 2018-05-31 までの試用期間がカウントダウン表示されてました それで、アクティベーションを完了すると "Pro 評価版ユーザー"と表記が変わるのだけど、以前から"Basic ユーザー"って表記だったか? パーソナルストレージ容量が 1GB → 10GB になっているので、今月からの仕様変更通りなのかなと。 共有機能はどうなった? 共有機能がどうなったかなと念のため試すと、 となるので、Power BI Pro の導入の検討が必要。Power BI Pro 延長試用をアクティベーションしたアカウントであれば、2018-05-31まで引き続き共有機能が使用できるようになる。 Power BI アプリ "Basic ユーザー"がメニューの[アプリ]を参照すると、 Power BI Premium アプリにアクセスできます。Premium 以外のアプリにアクセスするには、Power BI Pro にアップグレードする必要があります。 というメッセージが表示される。Power BI Premium 環境に発行された Power BI アプリであれば、"Basic ユーザー"でも使用できるということなのでしょう。"Premium 以外"とは、Power BI アプリと組織のコンテンツパックを指しているということか。 その他 エクスポート機能とかも今回の仕様変更で影響があると思っていたのだけど、そのまま使えたんですよね。様子見かな🤔 → エクスポート機能は引き続き使えるようです。

Excel 2016 統合されたデータの取得と変換

個人的にはやっと来たかという感じ。 Office サポート:統合された取得と変換 です。 今月5月のアップデートで更新された機能なんですが、これまでの[外部データの取り込み]グループが[データの取得と変換]に置き換わりました。 Office 365 サブスクリプション製品のアップデートについては、 Office TechCenter:Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース を参照してもらえばよいのだけど、既定の設定であれば現時点での呼称 最新機能提供チャネル に対し展開が始まっているというもの。なので、年内かけてすべての環境で機能が更新されていく感じでしょうね。 クエリ エディターが既定 データソースに接続する豊富なコネクター、加工変換をプレビューしながら行える クエリ エディター、データへの操作は[適用するステップ]として記録され、まぁ便利でよいのですね。データをマージしたりすることが簡単ですし、ワークシート上での操作が格段に減りますからね、 リボンUIやダイアログの操作だけでも大半のことができるのだけど、慣れてくれば Power Query を記述したりしていろいろ捗るわけで、Power BI Desktop と共通な機能なのでそれも評価できるのです。Power Query は SSDTでも使えたりとなってくるので重要な言語になってくるのかな。 で、これまでのインポートウィザードとかはどうなるのか。非表示になってますので引き続き使用する場合には設定が必要になります。 Excel のオプション → データ で再表示するウィザードをチェック 従来のウィザード として復活 ながらく使われていたウィザードなので、多くのユーザーが戸惑うなぁと想像するのは容易なのだけど。便利だからクエリ エディターを使おうよ。 ひとまず、おススメ機能 コピペは以前から可能だったのでちょっと保存するときにテキストエディターを使うことはあったのだけど、作成したクエリを Office データベース接続ファイル(*.odc)として保存できるようになります。ファイルとして保存できるから、再利用だけじゃなく共有したりすることが簡単にできるようになった。odc ファイルに Power Query を保存するス

Power BI レポートでの列の並べ替え

例えば、テーブルやスライサーなどレポート上のビジュアルでデータの並び順が思っているのと違うことってありますよね。それは[データモデル]→[列で並び替え]を使用してソート順を指定していないから。 ソート順を指定しなかった場合、おそらくUTF-8とかUnicodeあたりの文字コード順になってしまいます。漢数字も数字順にならないです。 既定では列自身が使用されますので、ソート順を表す列を追加し[列で並び替え]で指定すればよいです。データソースにソート順に使える列はがなければ、クエリ エディターでインデックス列の追加をすればよいでしょう。 レポートではインデックス列を使わないことが多いので、レポート ビューで非表示としておけばよいです。 できました。 これはシンプルすぎる例でしたが、都道府県名などはJIS X401 を使ってよくある都道府県順(北海道から沖縄県)にできます。指定しなければ愛知県が先頭になる感じですね。 参考: Power BI ドキュメント Power BI Desktop での列による並べ替え

What to expect on June 1st with Power BI!

Power BI ドキュメント に 延長試用の情報が公開されました。 Extended Pro Trial activation 延長試用の利用開始は、ユーザーそれぞれが Power BI サービス にサインインして、通知センターに表示されたアナウンスに従ってアクティベーションするということみたい。で、待ってると、いずれアクティベーションが完了した通知にかわると。2日ほど待つのかも。 どのアカウントが延長試用のアクティベーションができるのかの直接的な確認方法はないから Azure Active Directory のレポートでどうだろうかということだけど、Azure AD Premium が必要なんですよね。 How do I find out who in my organization is eligible for the Extended Pro Trial? While there is not a direct way to discover this, you can view the Azure Active Directory Integrated Applications report for Power BI to see who are active users within your organization. Those active users in the eligibility period, and who are on free licenses, will receive the pop-up notification. For more information, see Find Power BI users that have signed in . Note: The Azure AD report does not indicate if a user is Free of Pro within Power BI. It only reports which users have signed in to Power BI and when they logged in. If a user is listed in this report, it does not necessarily me

Power BI(無料)の変更について

Microsoft accelerates modern BI adoption with Power BI Premium に関連したお話し。Power BI サービスのライセンス内容が 2017-06-01 にかわります。タイムゾーンが不明なので翌日6/2かもですが。 Power BI Pro なにも変わりません。¥1,090 / アカウント / 月 ですべての機能が使えます。 Power BI (無料) 無料で使い始められますっていう感じで始まっていたから、えぇーまじかよっ💦というひとも多いかと。 Changes to the free Power BI service にある通り、共有機能などが使用できなくなるわけです。 Going forward, we will improve free to have the same functionality as Power BI Pro, but will restrict sharing and collaboration features to only Power BI Pro users. Free users will benefit from access to all data sources, higher workspace storage limits, and higher refresh and streaming rates. These changes will be effective June 1. データの取得元として扱えるデータソースの種類やデータのスケジュール更新などは Power BI Pro同等になります。 Changes to the free Power BI service のトピック にはもう少し詳しく書いてますね。伸びてるコメントなど読んでいくとさらに詳しくつかめるでしょう。 Which Power BI Pro capabilities are not available with the free service? Peer-to-peer dashboard sharing, group workspaces (now called app workspaces), export to PowerPoint, exp